雲の間から差し込む太陽の光を乱反射させ、キラキラと眩しい海を眺めていると、平穏以外、何も存在しない別世界に入り込んだ気分になってくる。

ときおりビュッとふきぬけていく潮風のせいで、ぼくの前髪はごわついていたけど、気にならなかった。

ぼくが座っているベンチのすぐ隣で、不意に鳩が羽をバタつかせたので、我に返った。腕時計を見ると午後14時すぎ。

さて、そろそろいい時間である。目的の雑貨店が、営業をはじめた頃だった。


神戸の雑貨ストリート・栄町

 

神戸ハーバーランドを後にして、栄町へ向かった。

到着するとそこは、路地裏のような狭い道路の両端に、今も使われているのかどうかもわからないような古びた雑居ビルが立ち並んでいるだけだった。

ぼくは、しばらく困惑した。要するに、この雑居ビルの中の一室ごとに雑貨屋が立ち並んでいるということなのか。

様子を見ていると、頭の上にベレー帽を乗せちゃうようなサブカル系女子たちが、雑居ビルを出たり入ったりしている。

やはり、僕の推測は間違っていないようだ。もしかして男子禁制だろうか。いや、そんなわけがない。


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それにしても、こうしてカメラを片手に女子ばかりのビルの中をウロウロするのは、居心地が悪い。学校のプールの女子更衣室へ忍び込んでいる気分だった。

変態なのか・・・?

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サボテン販売店『トット・シーンズ』




目的の雑貨店である、サボテン販売店『トット・シーンズ』に到着する。

このお店は、金曜日から日曜日の、しかも午前14時半から17時くらいまでしか営業しない。ネット通販がメインということなのだろう。

しかし植木鉢もサボテンも、全てオーダーメイドで作ることができるというならば、やはり自分の目で確かめたい。

ぼくのように、既製の商品をプレゼントするのもつまらないと考えている人には絶好のお店である。

撮影の許可はいただいた。

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↑↓このような既製品も買うことはできるけど・・・

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↓のように、一つ一つサボテンと、容器を選んで買うこともできる。
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とても可愛いでしょう。
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この他にも、ミニカーや小さな人形といった装飾品もあって、それを使って容器も含めたサボテン全体にアクセントを加えることができる。

とくに印象にのこったのは、ヒューズのような小さな電気機器。装飾品として、あれをチョイスする店主のセンスには、感服する。素晴らしい。

写真にとっておくべきだった。

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キョウダイの結婚祝いとして、彼女へのバレンタインデーのお返しとして、自作のサボテンをプレゼント。

手間はかからないし、丈夫だし、部屋のインテリアにもなる。自作ということもあって、想いも込められている。

我ながら良いチョイス。・・・じゃない?おすすめです。

ホームページは以下。

『多肉植物やサボテンの寄せ植えや雑貨の販売〜トット・シーンズ〜』


<2015/03/29に執筆。2017/03/17にリライト。>


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